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三井化学グループは、全社を挙げてヒヤリハット活動、危険予知(KY)トレーニング、リスクアセスメントの徹底を行 い、「事故・労働災害の防止」に取り組むとともに、従業員の生活習慣病、メンタルヘルス対策などにも引き続き注力し ます。

2017年7月に発生した茂原分工場の火災については、こちらをご覧ください。

マネジメントシステム

方針 労働安全

「レスポンシブル・ケア基本方針」において、『「安全はすべてに優先する」を私たち全員が心に刻み、無事故・無災害 の実現を徹底して追求します』と記載しています。さらに労働安全に関する基本事項を定めた、環境安全管理に関する社 則に従い、労働安全を推進しています。

労働衛生

「レスポンシブル・ケア基本方針」において、「従業員の心と身体の健康増進に積極的に取り組みます」と記載していま す。さらに労働衛生に関する基本事項を定めた、環境安全管理に関する社則では、「社員の健康は、会社の健康に直結する」

との基本理念に基づき、健康管理を含む労働衛生施策を展開しています。

体制・責任者 労働安全

社長を最高責任者、生産・技術本部担当役員を責任者とし、生産・技術本部 安全・環境技術部が労働安全の戦略を策定、

展開・推進しています。

また、各事業部、生産拠点、関係会社と連携して、労働安全を推進しています。

労働衛生

人事部担当役員を責任者とし、本体の産業医が集まる産業医会議を定期的に開催して健康管理上の課題や対策を検討しま す。これを基に労働衛生中期計画や年間計画案を策定し、レスポンシブル・ケア委員会の審議を経て決定します。そして、本 社と袖ケ浦センターのほか、全5工場の健康管理室が中心となり各事業所における年間計画を策定展開するとともに、健 康管理室の専属産業医や保健師、衛生管理者が社員の健康増進を支援しています。また、小規模工場や関係会社の主要工 場にも嘱託産業医・看護師などを配置してグループ社員の健康増進に取り組んでいます。

モニタリング方法 労働安全

安全・環境技術部は、国内拠点における労働安全に関する重点課題目標の達成状況を定期的に確認し、その進捗を把握し ています。また、グループ全体の労働災害情報は、安全・環境技術部が集約し、グループ全体で情報共有しています。

労働衛生

本体事業所については、労働衛生年間計画の進捗状況を産業医会議で報告し、生活習慣病リスクの有所見率・疾病休業日 数(およびその強度率)・メンタルヘルス疾病日数(およびその強度率)・メンタルヘルス不調者の新規発症数などを、

全社統計として集計しています。

さらに、労働衛生監査を本体事業所(1回/2年)および国内外の関係会社(1回/3-4年)に対して実施し、年間計画の 達成状況や労働衛生管理上の問題点の改善を実施しています。

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成果・レビュー 労働安全

世界最高水準の安全を目指した、重視する労働災害 の度数率0.15以下という目標については未達が続いており、グルー プ全体で同型労災の防止対策の推進を行っています。2025長期経営計画の環境・社会軸目標「サプライチェーン全体を通 じた安全確保・高品質・公正の追求」においても、重視する労働災害の度数率をKPIとし、世界最高水準の安全を目指すこ とを明確にしています。

重視する労働災害:

・ 業務に直接関わるもので、休業・死亡に至った労働災害

・ 不休業または微傷災害のうち、原因が重大で死亡または休業に至る恐れのあった労働災害

労働衛生

健康増進は労働衛生における重要な課題であるとともに、定年延長にともない生活習慣病有所見率の悪化が懸念されてい ます。生活習慣病リスクの中で、血圧・糖質の有所見率は徐々に改善傾向にありますが、肥満の有所見率が悪化傾向にあ り重要な課題と位置づけています。特に、肥満にならないための若年層への対策を充実させます。メンタルヘルス対策は 社員の健康問題として重要であり、労働生産性に大きな影響を及ぼします。ストレスチェック制度活用して、職場環境の 改善をいっそう推進していきます。

一方、化学物質ばく露防止対策に関しては、労働安全衛生法の改正にともない対策の強化が求められており、特に、化学 物質の有害性に関するリスクアセスメントを計画的に推進しています。

目標と実績

2016年度の目標 労働安全

基本事項のさらなる徹底 同型労災の防止対策の推進

労働衛生

社員と職場の健康増進

(1)生活習慣病リスクの低減:生活習慣病平均有所見率:9.0%未満

(2)メンタルヘルス不調の低減:メンタル不調休業強度率:0.35未満 将来を見据えた有害物質リスク管理(化学物質ばく露防止対策の推進)

リスクアセスメント実施率:新規取扱い物質・SDS更新物100%、その他の物質計画に基づく実施率100% 2016年度の実績と評価

労働安全 達成度C

重視する労働災害の度数率 0.23(目標0.15以下)

国内・海外工場ともに重視する労働災害の度数率は前年度に比べて低下しましたが、三井化学グループ全体の2016年度 重視する労働災害の度数率は0.23で未達となりました。

労働衛生 達成度C

社員と職場の健康増進

(1)生活習慣病平均有所見率:9.7%

生活習慣病有所見率のうち、肥満率が悪化し平均有所見率が悪化しました。2017年度以降、肥満にならないための若年 層への対策を充実させていきます。

(2)メンタル不調休業強度率:0.41

新規のメンタルヘルス不調者の発生は減少しましたが、休業の長期化に伴いメンタル不調休業強度率が若干悪化しまし た。今後も、メンタルヘルス不調者の早期発見とフォロー徹底を行うとともに、ストレスチェックの集団分析結果とメ ンタルヘルス風土調査を活用した職場環境改善に取り組んでいきます。

将来を見据えた有害物質リスク管理(化学物質ばく露防止対策の推進)

リスクアセスメント実施率:新規取扱い物質・SDS更新物100%、 その他の物質計画に基づく実施率100%

2017年度の目標 労働安全

国内関係会社の労災防止対策の推進(特に、挟まれ・巻き込まれ防止対策の徹底)

工事協力会社の労災防止対策の推進 転倒防止対策の推進

労働衛生

社員と職場の健康増進

(1)生活習慣病リスクの低減:生活習慣病平均有所見率:9.0%未満

(2)メンタルヘルス不調の低減:メンタル不調休業強度率:0.39未満 将来を見据えた有害物質リスク管理(化学物質ばく露防止対策の推進)

リスクアセスメント実施率:新規取扱い物質・SDS更新物100%、その他の物質計画に基づく実施率100%

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目標と実績 安心・安全な職場づくり 各生産拠点安全活動紹介 労働衛生

労働安全衛生

安心・安全な職場づくり

労働災害の発生状況

2016年度、三井化学グループ全体の重視する労働災害の度数率は0.23となり、世界最高水準の安全を目指した目標 値0.15以下には未達でしたが、前年より改善することができました。

型別では「挟まれ巻き込まれ」による重視する労働災害が、グループ全体で半数を占めました。

国内関係会社については3年連続で重視する労働災害の度数率が増加傾向にあります。2017年度は「関係会社の労災防止 対策の徹底」を目標として挙げ、労働災害の撲滅に取り組んでいきます。

また、「転倒」による労働災害が多発していることから、厚生労働省の「ストップ!転倒災害プロジェクト」を積極的に 展開し、転倒防止対策を推進していきます。

労働災害度数率の推移(全産業/化学業界/三井化学社員)

度数率とは、 100万延実労働時間当たりの労働災害による死傷者数で、災害発生の頻度を表します。

日本全産業全体平均、化学業界平均は、休業災害度数率を示します。

三井化学のデータは、2012年度上期までは休業災害度数率、2012年度下期以降は重視する労働災害の度数率を集計し ました。【出典】 ※1 厚生労働省白書 平成28年度労働災害動向調査 ※2 中災防 平成29年度 安全の指標

重視する労働災害の度数率の推移

構内運転協力会社含む。

国内外関係会社の集計範囲:連結子会社かつレスポンシブル・ケア支援対象会社(2016年度は国内13社、海外22社)

社長賞 TPRC(Thai PET Resin)(タイ)

生産・技術本部長賞 大阪工場製造1部EO課

大牟田工場ウレタン製造部用役課 三井化学東セロ茨城工場第1製造部 宇都宮化成工業船岡工場

SDC-AP(SDC Technologies Asia Pacific)(シンガ

ポール) 社長賞受賞(タイ TPRC社)

交流会の様子 KY・指差呼称指導

安全・環境技術部では、2006年度より国内外の関係会社に対して労働災害撲滅のため、労働安全関連の支援をしていま す。特に重要な危険予知活動、指差呼称については継続して研修を行っており直近の3年間で国内では40回、852名、海外 では14回、272名の参加がありました。関係会社すべてにおいて危険予知活動の意義、必要性の理解は進んでおり、現在 はその定着化のための研修に力を入れています。そのため講義は少なくし実作業に即した演習、発表や、チーム討議を取 り入れた形で進めています。

関係会社が主体となってKY研修が自前でできるよう、キーマンの育成を進めていきます。

KY研修実績

13年度 14年度 15年度 16年度

国内関係会社 157名/8回 206名/12回 347名/15回 299名/13回 海外関係会社 201名/7回 160名/7回 56名/4回 56名/3回

358名/15回 366名/19回 403名/19回 355名/16回

2016年度製造課表彰

当社は、2013年度より安全成績等だけに留まらず、安全への取り組みプロセスに着目し、製造課の努力、苦労等も評価す ることにしました。2016年度の表彰職場は以下のとおりとなりました。

2016年度は国内・海外の生産拠点から数多く選出され、タイの関係会社が社長賞を受賞するなどグローバル展開が進んで いることがうかがえます。

なお、上記の表彰に合わせ、工場長賞、本社部長賞も同時に表彰しています。

また、製造課表彰社長賞受賞職場のすぐれたところを見学し、情報交換を行う交流会を行っています。自職場や工場で不 足しているところの気付きを得て、改善に活かすこと、ライン管理者としての悩みを共有・切磋琢磨し、三井化学グル-

プの安全文化を向上させることを目的としており、2015年度から開催して今回で2回目となります。

今回の交流会は、2017年2月9、10日の二日間、大牟田工場にて2015年度製造課表彰社長賞職場の大牟田工場精密薬品課 と各工場、タイの関係会社(SMPC、TMSC)など計9名のライン管理者が参加しました。参加者からは「ライン管理者が 運転員の負担感をなくす配慮をし、気持ちの入った活動が展開され、参考となった。」などの前向きな感想が寄せられま した。

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